沙羅双樹
沙羅双樹
学名 Shorea robusta
別名
沙羅双樹(サラソウジュ・シャラソウジュ)
沙羅の木(シャラノキ)
娑羅双樹でもよい
沙羅双樹は、インドの高地に自生するフタバガキ科・コディアエウム属の落葉性高木
仏教では、釈迦が生まれたところにあった「無憂樹(ムユウジュ)」、釈迦が悟りを開いたところにあった「印度菩提樹(インドボダイジュ)」と並んで三大聖木の1つに数えらる
釈迦が亡くなったときに、2本の沙羅双樹が近くに植えられたことにちなんで名付けられたとされている
幹高は30mにも達し春に白い花を咲かせ、ジャスミンにも似た香りを放つ
耐寒性が弱く、日本で育てるには温室が必要
日本では温暖な地域の仏教寺院や植物園に植えられている程度
かつて本種の代用として、各地の寺院でツバキ科のナツツバキが植えられたことから「沙羅(シャラ)」と呼ばれることもあるが別種
仏教三大聖樹編集
無憂樹(マメ科):釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹(クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木
娑羅樹(フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった樹木